フィリピン人技能実習生の受入れが可能になりました

当協同組合（監理団体）では、この度フィリピンの送出機関と提携をし、フィリピン人技能実習生の受入が可能になりました。

早速、東京都の建設業者様よりフィリピン人技能実習生の受入相談をいただいており、対応をさせていただいております。

フィリピンからの技能実習生受入においてのメリットは、技能実習生本人は送出機関から手数料徴収を受けないということ。

ということは、おかしなブローカーが介入しずらい仕組みになっているので、制度的にクリーン感があります。

また、フィリピン側の法律によって他国で違法行為を行うと、今後の海外渡航が難しくなるというのも日本側にとってメリットです。
フィリピン人技能実習生は失踪がものすごく少ないのです。

デメリットとしては、フィリピン人技能実習生から手数料徴収がフィリピン側でないので、その分日本側からの徴収があります。
フィリピン人技能実習生を受入れるには、フィリピンで行う入国前講習の費用やその他手続き費用は、全て日本側負担となるため、他の送出し国と比べる日本側にかかるコストはかなり割高になります。

送出し国によってメリット、デメリットはそれぞれありますが、今後は組合員企業にフィリピンという新たな可能性を提供していきます。
技能実習生の受入だけでなく、フィリピンへの販路拡大などマーケットとしての提案ができればと考えております。